アメリカ政治の壁 渡辺将人
理念の民主と利益の民主
共和党は理念に基づく訴えによって階層的利益に反する投票をさせる理念の政治利用に成功した
ハードハット暴動: 1970年ヘルメットの建設労働者たちがベトナム戦争抗議の学生を襲う事件。建設労働者たちにとって戦争はむしろ雇用を生み出すもの。大学生は働く必要なく戯れとしてデモ活動しているとの怒り。
彼らは利益の民主はニューディールの民主に近いが、理念の民主としては共和党より。
ティーパーティーでも結集するようになった。
このおかげで豊かな発展を遂げたが、一方、自由主義に対抗するイデオロギーが生まれなかった。
1929年の大恐慌でフランクリンルーズベルトのニューディールが、連邦政府による大規模な市場への介入となった
スーパーデリゲート: 特別代議員
党内の指名争いでポピュリズムに流れる歯止めとして党幹部の別枠の票を設けること。民主党はこの制度があり、共和党はなく、トランプが出てきてしまった。