資本主義の新しい形 諸富徹

ロバートゴードン氏(米エコノミスト):

1970年以降成長率一貫して低下。その理由は、一回限りの大変化が産業に与える影響が減退したため。ゼロから自動車やエアコン、携帯、スマホが登場した時のインパクトは、それらが改良される事による成長力よりも大きい。今まで世の中になかったものが登場して強い影響を与えるのは一回限り。

 

日本企業全体のBS:

1800兆円の総資産、純資産740兆円(2017時点)

2013はそれぞれ1300兆円と340兆円

内部留保は現金と有価証券の増加に使われている。

設備投資や無形資産取得は増えていない。

 

つまり、経済成長率低いので投資しない、投資しないから成長率低い。

 

ベーシックインカム:

財政負担大きすぎ。社会的投資国家を目指し、強い個人を創出すべき。

恩恵として分配するのでなく、人的投資。

 

非物資主義的展開を図るべき